よこひな通信

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平成26年11月30日

校長室から

校長 石上信彦
 現場実習・校内実習が終わり、学校はよこひな祭に向けての取り組みが活発化しています。このよこひな通信の発行とほぼ同時に開催されますので、たくさんの方に来ていただき、生徒たちと一緒に充実した時間を過ごしていただけることを願っています。
 さて、その翌週、12月4日(木)には、平成27年度入学者の前期選抜が行われます。
 今回の本校の募集人数は、42人と県教育委員会から発表されました。 
 本校の開校準備の際、地域の方々へ、「1学年40人」と説明してきましたが、平成26年度の入学者数は55人。そして次の学年は42人の募集(前期のみ)と、毎年入学する人数が異なります。これは、「知的障害があり、特別支援学校高等部の教育を希望する方は、全員受け入れる」という神奈川県教育委員会の方針があるためです。特別支援学校の高等部は、義務教育ではないため、本来なら設定した定員までの人数しか入学できません。しかし、上記の方針に基づき、県教育委員会は、毎年、入学希望者数を把握し、地域の希望者数や小中学部の人数等を踏まえて、希望者全員が入学できるように、県立特別支援学校の募集人数を設定しています。
 希望者全員が入学できるのですが、全員が希望の学校に入学はできません。これは、学校の施設設備を踏まえれば、受け入れ人数の限界があることはわかっていただけると思います。そのため、一部の学校に希望が集中しないように、志願先を検討していただいています。
 それでも、受検者数が募集人数を上回った場合は、残念ながら抽選を行います。抽選から外れた生徒は、後期選抜を行う別の学校への入学となります。募集人数は、地域の希望者数を踏まえて設定されているものの、各学校とも元々が定員以上の人数を受け入れているため、すべての学校で後期の募集を行えません。最近、「抽選にかけてみる」というような話を伺うこともありますが、抽選で外れ、遠方で通学時間がかかる学校に入学が決まることもあります。特に、災害等で公共交通機関が乱れた場合などを想定すると、その安全確保がとても困難になります。
 12月4日にすべての県立特別支援学校で抽選が行われないことを願っています。

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よこひな職員室より

「人間関係」を学ぶ授業があるのですか?

A はい、あります!
「人間関係を授業で学ばなくても」・・・と思われるかもしれませんが知的障害のある人は、抽象概念や目に見えないこと(例えば、空気を読む、人との距離感など)は理解しにくいことがあると言われています。
 また、汎化(はんか、と読みます。1つが分かれば他もわかること)が難しく、具体的に繰り返し学ぶ、また体験的に学ぶことで理解していきます。だから、目に見えない「人間関係」については、繰り返し学校生活の中で、いろいろな場面を通して学ぶ必要があります。
 本校のスタンダードコースである「自立支援コース」では、「自立活動」という特別支援学校だけに設定された領域の中で、基本的生活習慣の獲得や人間関係の構築等について学んで行きます。それは、決まった授業の中だけではなく、学校生活全体を通して取り組みます。どの人にも大切であり、観点を持って学ぶ必要がある、ということで、特別支援学校学習指導要領の「自立活動」の中には「コミュニケーション」という区分があります。本校ではじっくりゆっくり、一人ひとりの課題に向き合いながら、個別に「人間関係」について学んでいきます。
 一方、基礎は固まり、より発展的な内容を取り扱う「就業支援コース」は、集団による一斉指導を基本としています。よって「人間関係」についても、週1回の「コミュニケーション」の時間を設定し、集団プログラム「よこひなSSE」を実施しています。SSEとは、Social Skills Educationの略で、WHOが提唱している「より良く生きていくための10のスキル」を獲得するための学習プログラムです。これは本校のスーパーバイザーである県立保健福祉大学の小林正稔教授が提唱しているもので、外部専門家(4名の臨床心理士さんに関わってもらっています)の支援も受けながら、本校独自のプログラムを開発中です。集団活動を通して、問題解決スキルや対人関係スキルを磨いていきます。

今月のポイント!

特集1  職場見学  ― 多くの事業所に ご協力いただいて学んでいます

職場見学の様子
1年生は11月7日(金)に職場見学を行い、自立支援コースでは「プロロジスパーク座間」、就業支援コースでは「東芝ウィズ株式会社」に行きました。会社の様子を見学しながら、社員の方に質問をしたり、説明を聞いて真剣にメモを取ったりしました。普段の作業学習とはまた違った、仕事の現場を見学して、「働くこと」について考えることができました。
 2年生は9月18日(木)に職場見学を行い、自立支援コースは指定就労継続支援B型事業所「ハートフルリテラ」、就業支援コースでは「マクドナルド横須賀中央店」と「横浜市中福祉授産所」に行きました。翌月の現場実習のことを頭において、働くうえで気をつけなければいけないことなどを質問するなど実践的な内容の質問をしていました。これまでの職場見学に比べ、生徒の意識も高まっていることが伝わってきました。

特集2  2年生 ― 2週間の実習を がんばりました

実習の様子
10月20日(月)~31日(金)の2週間、産業現場等における実習(以下「現場実習」)と校内実習が並行して行われました。前期(6月)の実習期間は1週間でしたが今回は2週間となり、現場実習は一人ひとり異なる職場に赴き、作業に取り組む場合がほとんどでした。校内実習は企業からの受注作業を中心に取り組みました。 どちらの実習においても普段の学校生活とは異なる環境に身を置き、作業に取り組むことでそれぞれ成果や課題を改めて感じることができたのではないかと思います。実習報告会でも「今回の実習で学んだことを次回の実習に活かしたい」という感想が多数出て、経験を積み重ねて成長したなと実感しました。 ぜひ今回の実習で得た貴重な経験を普段の学校生活の中にも活かしていってほしいと思います。

特集3   1年生がんばっています。  よこひな祭に 向かって ‼  

テーマは夢

ダンス練習の様子
1年生はよこひな祭に向けて、「劇」「合唱」「物づくり」「ダンス」の4グループに分かれて一つのステージを作り上げていきました。 「夢をかなえるゾウ」をモチーフにした「劇」グループがそれぞれのグループの発表をつないでいきます。 「合唱」は、『愛唄』と、合唱曲『COSMOS』を壮大に歌い上げます。 「物づくり」は、力を合わせてコツコツとペットボトルタワーとテーマ文字作りに取り組みました。 「ダンス」は、『HAPPY』の曲に合わせた、よこひなバージョンのプロモーションビデオを上映します。さらに、体育の授業で教わった『WON’T BE LONG』(※→バブルガム・ブラザーズではなく、最近はEXILEなんですね)を、生で披露します。 (このダンス、実は1年生全員が踊れます!JDAC 〈日本ストリートダンス認定協議会〉の皆さんの指導で、感心するほど上手に踊れるようになりました。)初めてのよこひな祭、55人が一つのまとまりになって、夢に向かって進んでいます。
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