よこひな通信

【現在地】 > ホーム > 学校だより > 平成26年10月号
平成26年9月30日

校長室から

校長 石上信彦
 今年度も残り半分となりました。学校では、中間期の「学校評価」を行っています。学校の様々な取組について振り返り、必要に応じて改善策を考え、今後につなげていこうというものです。生徒、保護者、地域や本校と関わりのある方には、お忙しい中、アンケートにご協力いただきありがとうございました。アンケートをはじめ、お寄せいただいたご意見を、これからの取組の参考にさせていただきます。
  さて、そのアンケートの回答を読んだ中で、特別支援学校の教育課程について、皆様に説明をしておいた方が良いと思いました。
特別支援学校の教育課程
 特別支援学校には、通常の学校にはない、「自立活動」という領域(教科ではない教育課程のこと。他に「特別活動」や「道徳」があります。)があります。これは、「個々の障害による学習上又は生活上の困難を改善・克服するため*」設定されています。
 また、知的障害のある生徒の中には、学習したことが、実生活の中に反映させることが困難な状況が見られます。たとえば、プリント学習でしっかり読みをマスターした漢字だけで構成される地名を、校外で見ても、読むことができなかったりすることがあります。
 そのため、知識が断片的にならずに、生活に応用しやすくするために、知的障害の特別支援学校では、領域や教科を合わせて、より生活場面に近づけた授業を構成することができるようになっています。 本校では、卒業時、学校生活から社会生活にソフトランディングできるように、「教科等を合わせた指導〔作業学習、日常生活の指導〕」は、もちろん、教科別の指導においても、限られた授業時間の中で、実際の生活場面で遭遇する場面が多い、リアリティのある題材を学習の中に取り入れるように工夫しています.
(*特別支援学校学習指導要領解説より)

ひなたやまベーカリー

10月の販売日

3日(金)、17日(金)、24(金)31日(金) 11時30分開店です。
秋の Special Event
5日(日)は下瀬谷ケアプラザに出店
9日(木)は キッチンカフェなごみで    
「ひなたやまの(和)」にコラボレーションします。
【9月のおすすめパン】 バゲット(200円)

よこひな職員室より 

Q 「介護等体験」という名称で、大学生が特別支援学校へ来ますが、なぜですか?

A 教員免許状を取得するには「介護等体験」が必要です
 平成9年の「介護等体験特例法」により、小学校及び中学校の教諭の普通免許状を取得しようとする人は障害者、 高齢者等に対する介護介助(中略)交流等の体験」を「特別支援学校や社会福祉施設等」で行うことが義務づけられました。おおむね特別支援学校で 2日間、福祉施設等で5日間の計7日間行われます。これは介護を行う「介護実習」ではなく、将来、 教員として働く上で必要な資質の向上や障害のある児童生徒を理解するために行うものなので「介護等体験」と言います。 本校でも、10月に10名の大学生を受け入れます。特別支援学校を知ってもらい、各クラスに入って共に過ごす中で、生徒との関わりについて学んでもらう予定です。
今月のポイント
  1. 「介護等体験」は、小・中学校の教員免許状を取得するために必要な実習です。
  2. 特別支援学校では、2日間でさまざまな体験を行います。
  3. 大学から依頼されるものなので、個人情報の扱い等には十分配慮されています。
御理解のほど、お願いします。

特集1  よこひなの 防災 ~ 9月は防災月間 ~

全校で地震発生を受けシェイクアウト訓練、避難訓練、防災教育、防災研修を行いました。

1年生 防災教育 <煙体験>

 煙が上にたまる性質などを確認した後で、煙で視界が遮られる中を注意して歩き、部屋の奥にいる人形を救出しなければならない「任務」を受けて行動を開始しました。生徒は「わ~、見えない~」と言いながらも落ち着いた行動で姿勢を低くし、しっかりと任務遂行し、頼もしい様子でした。生徒にとってはささやかでも自らが行動して達成感を得る貴重な体験ができたと思います。
 災害はいつどんなときに起こるかわかりません。実際起きた時に、今回の体験を思い返し、自ら考えて行動できるよう、今後も防災教育を進めていきます。

職員向け 防災研修

 本校は県立学校で唯一の地域防災拠点です。そこで地域防災拠点運営委員長の後藤徹也氏、瀬谷区での本防災拠点担当の府川憲太郎氏よりお話していただきました。
 震度5以上の地震発生で地域防災拠点が開設されること、授業中に発生したら、生徒の安全とともに地域からの避難への対応も生ずること、教育の早期再開に向けての役割などを知ることができました。また日頃から、学校が地域の人に根付いてきたかなどを改めて知り、防災体制の充実とともに普段からの連携の大切さを感じました。
知っていましたか? よこひなの備え
アメリカ製命の箱
 生徒職員にアークⅢという防災用品を一人1個ずつ、 他にも水食糧などを備蓄しています。基本は3日分の水 と食料と言いますが、トイレも防災上の課題で本校と しても今後検討したいと考えています。

特集2  「学校へ行こう週間」

 前号で予告のとおり、10月14日(火)~10月17日(金)に開催します。日頃から本校の教育に御理解と御支援をいただいている保護者や地域の方々に学校を知っていただき、より一層の関係性を深めていきたいと考えています。
*来校の際は、公共交通機関を御利用ください。
時間 おもな内容
14日(火) 10:00~10:30 「進路指導・支援の紹介」
10:30~12:00 学校見学等
15日(水) 10:00~10:30 「本校高等部の紹介」
11:30~12:20 学校見学等
16日(木) 10:00~11:30 公開講座「福祉制度を知ろう!」
(講師:瀬谷区役所職員、瀬谷区障害者地域自立支援協議会メンバー)
11:30~12:20 授業参観等
17日(金)   9:30~11:30 学校説明会  
対象者のみの予約制です。
(対象:進学を考えている中学1・2年生とその保護者、先生)
かもめ
「海とかもめ」  金子みずゞ
 海は青いとおもってた、
 かもめは白いと思ってた。
 だのに、今見る、この海も
 かもめのはねも、ねずみ色。
 みな知ってるとおもってた、
 だけどもそれはうそでした。
 空は青いと知ってます、
 雲は白いと知ってます。
 みんな見てます、知ってます、
 けれどもそれもうそかしら
 金子みすずゞさんの詩は、「真(まこと)の姿(すがた)」について深い意味を語っていると思います。
 子どもはたくさんの可能性を持っています。思い込みを捨て、子どものありのままの姿(「アナと雪の女王」でも話題)を認め、心をつなぎ、子どもの良さを引き出す中に、 真実の営み、教育の真実があります。
 「学校へ行こう週間」を通して、子どもたちが生き生きと輝く学校づくりを皆様と共に進めて行きたいと考えています。

特集3  ビルメンテナンスユニットより

「平成26年特別支援学校清掃技法研修会」が本校で行われました!

 7月・9月・10月と3回にわけて神奈川県ビルメンテナンス協会の障害者就労支援委員の方による、2年生のビルメンテナンスユニットメンバー対象の清掃技法研修が行われています。そこでは道具の基本的な扱い方(タオルを使用した机ふき・ほうき・ダストクロスなど)と、アビリンピック(☆)の競技課題について、細部にわたり丁寧に教えてくださいました。生徒たちは練習を重ねるうちに清掃する動作も大きくきびきびとなり、きれいに効率よく仕上げられるようになってきました。
 この研修をとおして、清掃業のスペシャリストの方に共通するプロ意識は「仕事への誇りと真摯な取り組み」であること、そこから将来に向けて「働く意識・姿勢・態度」を深く学べたと思います。この経験で得たものをアビリンピックや作業学習において、より一層学び研鑽していきたいと思います。    

「第12回神奈川県障害者技能競技大会アビリンピック2014」に出場します。

 神奈川県障害者技能競技大会が、10月25日、神奈川県能力開発校(小田急相模原駅 徒歩15分)において開催されます。本校からはビルクリーニングの種目で1名出場する予定です。
 アビリンピック【abilympic】とは、正式名称を全国障害者技能競技大会と言い、障害のある方が日頃培った技能を競う大会の愛称です。障害のある方の職業能力の向上を図るとともに、広く企業や社会一般の理解を深め、雇用の促進な図る目的で、開催されています。
Copyright(C)  神奈川県立横浜ひなたやま支援学校. All Rights Reserved.