よこひな通信

【現在地】 > ホーム > 学校だより > 平成27年3月号
平成27年2月27日

校長室から

校長 石上信彦
 先月のよこひな通信で、上履きに画鋲が入れられるという残念なできごとがあったため、緊急の全校集会を開いたことに触れましたが、今回は、その後について報告します。

みんなが気持ちよく過ごせる学校のスローガン
 その2日目の全校集会では、「○○はしない」といった禁止・抑制としての言葉ではなく、ポジティブな表現として「みんなが気持ちよく過ごせる学校をつくろう」というメッセージを生徒の皆さんに託しました。
 各クラスでは、この言葉を受けて、すぐに、どうしたら「みんなが気持ちよく過ごせる学校」になるかを授業変更して取り組んでくれました。
 私は、その授業を見て回りましたが、どのクラスも、真剣に、かといって張り詰めた雰囲気ではなく、柔らかい雰囲気で授業が行われていました。(各クラスの取り組みのまとめは、昇降口に掲示しましたので、機会があったらご覧ください。)
  先月は、「一朝一夕で変わっていくことではないと思います」と書きましたが、このように、すぐに生徒・先生方が一緒になって取り組み、学校の雰囲気に変化の兆しが見えたことが、とてもうれしく感じました。
 さて、もう3月です。約1か月後には、新入生(41人入学予定)を迎えます。 新入生にも「気持ちよく過ごせる学校」になるように、生徒と教職員で力を合わせていきましょう。

よこひな職員室より

Q 「キャリア教育」とは、どういうものですか?

A 「一人ひとりの社会的・職業的自立に向けてキャリア発達を促す教育」のことです
校内実習の様子
 「キャリア」の語源は、中世ラテン語の「車道」を起源とし、人がたどる行路やその足跡、経歴などを意味するようになったそうです。
 「キャリア教育」という言葉が使われるようになり数年が経ちますが、初めは「キャリア教育」=「就労」や「職業教育」であるという誤解も見受けられました。
 しかし、その意義が浸透してきた昨今「社会の中で自分らしく生きていくために必要なことを学んでいく過程を通してキャリア発達を促す教育」と理解されてきています(キャリア発達=「社会の中で自分の役割を果たしながら,自分らしい生き方を実現していく過程」(中教審答申 平成23年))。
 これまでも特別支援学校では(特に知的障害教育の中では)生活に活かす力を養い、主体的な学びを大切にした実際的な指導が行われてきました。ですから「キャリア教育」として何か新しいことをするのではなく、学校教育全体においてキャリア発達の視点を持ちながら、いかに自分らしく生きていくか(働くこともその中のひとつ)、そこに必要な力、(たとえば、社会と折り合う力等も)をつける取り組みをします。
今月のポイント!
  1. 「キャリア教育」は、「その人がその人らしく選択・決定して生きていく力を育成すること」を目標にしています。
  2. 「キャリア発達」は、すべての人の一生涯に渡るもので、障害の有無には関係ありません。乳幼児期、青年期、成人期、老年期それぞれにふさわしい適応能力を形成して自分らしい生き方を実現するために発達していくものです。ですから、親も子も発達中なのですね。
  3. 本校の校歌にもありますね。「なりたい自分にチャレンジさ!」
よこひなに春が来た

特集   1年生 ~初めての校内実習を終えて~

校内実習の様子
 しんしんと降る雪。冷たい風…。2月2日~6日の5日間、1年生は初めての校内実習を経験しました。
 人が通るたびに、ほうきを持つ手を止めて「こんにちは!」と挨拶をするのはビルメンテナンスユニットです。 グリーンサービスユニットの生徒は、寒空のもと体を震わせながら生垣の剪定をしました。「もうパンを見たくない…」と言うほどパンを焼き続けたのは、販売も行うフードサービスユニット。 丁寧に作業着をアイロンがけするハウスワークユニットは、校外へ出張もしました。オフィスワークユニットは、名刺づくりや冊子の帳合いを行い、納品に行きます。
校内実習の様子
 どのユニットでもみな真剣に作業に取り組んでいて、1年生の持つ真面目さと素直さがよく伝わってきました。「もう疲れた~!」「早く通常の授業に戻ってほしい」と休み時間に言えるのも、決して悪いことではありません。「メリハリが大事なんだけど、私はうまくできなくて」と言う言葉がまさにその通り!集中を持続させて働くためには、休めるときにしっかり休むのも大切ですよね。
 初めての実習としては、とても集中して取り組めてよかったと思います。金曜日、「やりきったぞ!」と言いたげな清々しい表情で昇降口を後にした生徒が、いつも以上に多かったことは何より嬉しいことでした。
 さあ、ただこれはスタートに過ぎません。丁寧な言葉づかい、集中力を保とうとする意思、物事に真剣に向き合おうとする態度。常日頃から身に付け、実践していくことがとても大切です。4月からは後輩が入ってきます。より良いお手本になれるよう、毎日の生活を大事に過ごしていきたいですね。
実習には事後学習もとても大切です。1年生はユニットごとに壁新聞を作成しました。形に表すことでもう一度実習の中で学んだことが身についていきます。 多目的室前などに掲示しましたのでご来校の際は是非ご覧ください。

ひなたやまベーカリーひなたやまベーカリー パン販売予定

ひなたやまベーカリーからのお知らせ
3月の販売日
3月6日(金)11:30~12:00
Copyright(C)  神奈川県立横浜ひなたやま支援学校. All Rights Reserved.