よこひな通信

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平成27年10月30日

校長室から

校長の画
 
校長 石上信彦
 10月の後半に入ると、実習が本格的になってきました。実習期間(高2の場合)は19日(月)~30日(金)ですが、校外で行う実習については、先方の都合により「期間ずれ」の実習を行う生徒もいて、11月中になってから実習に出る生徒もいます。特に3年生は、進路先が受け入れるかの「見極め」の意味があるので、場合によっては大きく期間をずらして行う場合もあります。
 この実習期間になると生徒のあいさつがしっかりしてきます。この欄にも何回か記したことがありますが、特に企業などは、あいさつがしっかりできることを、採用の最低限の条件に挙げています。中には「やるときはやる」と言っている生徒もいますが、実習期間が長くなってくると、自然と普段の姿が出てくるようになります。やはり、普段からあいさつがしっかりできるようにしておくことが大切だと思います。
 また、卒業後の進路先から求められていることは、「家庭でのサポート」です。これは、福祉の事業所だけではなく企業からも同様に求められています。たとえば、作業能力がとても高くても、夜更かし等で生活が乱れ、遅刻や欠勤があるようでは、雇用する側からはNGです。このとき、お子さんが無事に軌道に乗るまでサポートできるのは、家庭の他にありません。
 卒業後は学校生活以上の様々な場面に遭遇します。就職した会社で働く女性への思いが強くなり、相手の気持ちには関係なく、毎日深夜まで電話し続けた人。週末になると会社の「友だち」誘われ、遊び歩き、「割り勘」と言われ、飲食代、遊興費のほとんどを支払っていた人。このような危機から脱出するには、または危機に近づかないようにするには、「家庭でのサポート」が不可欠です。
 このサポートは、不足しても過剰であっても良くありません。せっかく、企業側から「○○してみたらどうですか?」と言われても、「家のやり方は□□です。」「この子は△△があっています。」と提案を受け入れられず残念なケースになったこともありました。
 今後、学校から「家庭のサポート」をお願いすることもあるかもしれませんが、生徒の実習同様、将来へ向けての活動としてご協力をお願いします。

特集1 よこひな祭

ちらし
今年のテーマは
「1(ワン).2(ツー).3(スリー)でハジケろ! よこひな祭」

 生徒たちが考えたテーマには、3学年がそろい、123名になったことへの思いも込められています。
 ステージ発表は体育館で全学年が華やかに、力いっぱい行います。また、今年は有志のダンスも登場します。
 そして、文化祭は生徒の作品がたくさん展示されます。美術や家庭生活の授業、また、バス・鉄道研究部も活動成果を発表。さらに、アニメ・キャラクター研究部の「どこでもドア」が校内のどこかに…。
 販売部門では2年生が喫茶店、PTAがゲームと飲み物、バザー、外部の福祉施設、そして地域の「サロン井戸端」が出店します。
 よこひな生の“はじける”パワーにご期待ください。ご来場をお待ちしています。

sindererazyou
よこひな祭に取り組む授業をご紹介します
 1年生 ~『シンデレラ』ができるまで~

 2学期が始まって、はや2か月が過ぎようとしています。コース決定やクラス替えなど環境の変化になじみつつ、初めてのよこひな祭に向けて、事前学習を積み重ねる日々を送っています。そう、全ては『シンデレラ』の舞台を演じるために!

① オリエンテーション まずは、どんな風に演じればいいのかイメージ作り。学年の先生たちがシンデレラや魔法使い等の役や照明係など裏方さんを実演したミニ公演を鑑賞しました。「男だって、女役をやってもいいんだよ」と、振り切れた先生たちの演技を見てみんな大感激!自分がどんな役割を担当したいか考えました。

② 校外学習 @神奈川学園 文化祭予行練習見学  自分たちの役割が決まって、さあどう演技したらいいんだろう…。そんな迷いを解決すべく、神奈川学園に行き同年代の生徒が演じるミュージカルを鑑賞してきました。美しい歌声、演技の迫力、豊かな表情、息の合った掛け合い等、参考になることばかりで感動の嵐!「あんな風にやってみたい」と思える、いいお手本になりました。

③ 演技練習・美術・音楽 その他いろいろ
そして今は、毎週演技の練習や大道具・小道具づくりに没頭する日々を送っています。セリフを覚え、自分たちでアイディアを出しつつみんなで一つの作品を作り上げる…いまはその真っ最中!ぜひぜひ本番を、楽しみにしていてください♪
   

特集2 教育実習生、介護等の体験生が本校で実習しています。

   
生徒
 今年度は、2校の大学からそれぞれ2日間、合計10名の介護等の体験実習生と、3校の大学から2~3週間、合計4名の教育実習生を受け入れました。
教育実習の実習生から
・改めて自分の教職に対する認識を考え直し、この経験を今後の人生に生かしていけるように、強く心に刻んでいきたいと考えています。
・子供たちが、大人になり、社会に出た時にどのような力が求められるのか、必要になるのか、そういった生きていく力を身に着けていくことが一番大切なことではないかと思った。
介護等の体験の実習生から
・2日間という短い期間でしたが、勇気をもらったり励まされたりしました。
・生徒の笑顔を見ることができた時の喜びや、教えたことを理解してくれた時の喜びは何ものにも代えることができないほどの充実感でした。
   
生徒
 それぞれの実習生は皆、生徒と積極的に関わろうとする姿勢が見られました。短い期間でしたが、学校の先生という仕事の難しさも、喜びも感じてもらえたと思います。この経験を将来に生かしてくれることを願っています。

特集3 現場・校内実習の報告です!!

   
どんぐり
 2年生は現場・校内実習を10月19日(月)から10月30日(金)まで行いました。教員が付き添いのもと数名のグループでの実習に取り組んだ生徒は12名で、単独での現場実習に取り組んだ生徒は38名(うち企業は31か所)で、それぞれが一般企業や役所等で1週間ほど実習に取り組みました。作業内容は組立て作業や事務補助業務、清掃業務、喫茶店等生徒のやりたいことや長所を生かし、様々な場所で実習を行いました。学校では、味わうことのできない貴重な働く経験を通して、皆少し大人になった表情で学校に帰ってきています。
 校内実習では電子機器分解や紙折り、硬球ボールの縫い合わせ作業、学習教材の検品作業、PC入力等の作業に取り組みました。学校での作業とはいえ、全て商品になる責任重大なお仕事です。皆真剣な表情で作業に取り組んでいる様子が印象的でした。
 3年生の現場実習も9月より始まっています。3年生は9月~12月の間に1回は現場実習を行います。卒業という言葉も日々の生活の中で聞こえる中、皆社会人になるということを意識し、適度な緊張とやる気を持って実習に取り組んでいました。
   
実習1
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