よこひな通信

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平成27年5月29日

校長室から

校長の画
 
校長 石上信彦
 既にスタートしている生徒もいますが、6月には実習が始まります。校外での実習は、2年生は体験的な要素が大きいですが、3年生は、進路先を具体化するための実習です。実習先から良い評価をいただき、生徒の皆さんにとって社会へ出て行くことへの自信につながる実習であることを願います。

 ところで唐突ですが、今回は、「インクルーシブ教育」について、触れてみたいと思います。
 「インクルーシブ教育」とは、障害のある子どもたちにも、他の子どもたちと同じように公教育を受ける権利を保障するように求めたサラマンカ宣言(1993年)から使われた言葉で、「包容する教育」などと訳されることもあります。もう、20年以上前のことです。
 神奈川県では、「共に学び共に育つ教育」という考えにより昭和59年頃(30年前!)から、また、「支援教育」という言葉で平成14年から、障害の有無に関わらず、子ども一人ひとりの教育的ニーズに応える教育を進めてきました。そして、今年度、県教育委員会に「インクルーシブ教育推進課」というセクションができました。

 ではなぜ、今、「インクルーシブ教育」なのでしょうか?

 それは、日本が「障害者の権利に関する条約」を批准したことによります。
 この条約の批准にむけた準備期間から、障害者の施策が大きく変わってきています。この条約の目的とすることは、障害のある人も障害のない人と同様に社会に参加できる共生社会の実現です。この条約の批准により、特に行政機関では、その社会参加の権利を奪わないように「合理的配慮」を提供することが義務となっています。学校も例外ではありません。障害のある子どもが、合理的配慮をして障害のない子どもと一緒に学習できる環境をつくっていかなければいけません。
 しかし、何の配慮もなしに、障害のある人とない人が、同じ場所で教育を受けることは、「インクルーシブ教育」とは言いません(配慮がなくて、結果的に参加できなければ権利を奪うことになる)。
 学校は、子どもが将来、効果的に社会参加できる力を養えるように、本人の思いを大切にしながら、「合理的配慮」をし、子どもそれぞれのニーズに応えていく必要があります。

 今まで、紹介する機会があまりありませんでしたが、本校では、地域の学校のインクルーシブ教育をお手伝いもしています。これからそのような取組がますます重要になってくると思います。

特集1  相談・保健・食育研修が行われました

女性の画

 5月25日に第1回目の研修会と試食会が行われました。18名の保護者が参加し、和やかな雰囲気の中、生徒の学校生活に大きな支えとなっている相談・保健・食育の重要さや本校での取り組みを知る良い機会となりました。ここではその主な内容や感想を紹介します。  

食 育

 学校給食のねらいと本校の実施状況、給食室がドライシステムである理由などをお伝えしました。そして、食育がなぜ今注目されているのか、子どもたちの食生活の分析をしながら知っていただきました。特に《個・濃・孤・粉・コ…》食という話は多くの方の印象に残ったようです。

保 健

 
 保健室は今年度から2人体制になりました。環境や保健室で行っていることを写真で紹介しました。保健室には体調に関わることだけでなく、心に関わることでも生徒が来室しています。本校で保健室が生徒をまるごと受け止めていること、保健室の機能が幅広いことについて関心を持ったという感想が多く出されました。

相 談

 
給食の画
 
 本校の相談担当の紹介からはじまりました。そして相談室の様子や相談内容の例を、生徒たちがどんな思いを持っているのか、どんな場所で相談しているかをお伝えしました。 さらに子どもたちの心や体の変化や、家庭での対応のポイントもお話しました。また、教育相談週間をきっかけにすべての生徒が相談をする経験を通じていること等取り組みを知っていただくことができました。

試食会

 
 魚を主菜とした和食の献立でした。 塩分の話、味のメリハリの付け方の工夫などを栄養教諭から聞きながら、皆さん和やかに試食をされていました。

鎌倉遠足画4枚

特集2  2年生 鎌倉遠足(5月22日)

 
 ◆◆4班に分かれて鎌倉へ行ってきました◆◆  
 ★小町通りグループ:みんなでゆっくりプラプラ。歩いてたのしかった。  
 ★お寺グループ : 大仏がよそうより大きかった。
鎌倉遠足画4枚   
 ★江ノ電グループ:潮風がフゥ-!!   
 ★ハイキンググループ:山がすごくて景色がキレイだった。

特集3  1年生 愛川宿泊研修(5月24、25日)

 生徒の感想です

★七宝焼きを作りました。丸長い物にいろんな砂を薄く塗ったり、宝石みたいな石をアレンジして作ったりしました。
★焼き板の絵の具をやって、板をガスバーナーで焼くのが怖かったです。
沖縄 画1枚
★キャンプファイヤーで火の神様を練習通りにでき、みんなにほめられました。とってもうれしいです。
★2日目の昼ご飯は野外炊事で焼きそばを作りました。火を一生懸命おこしました。すごく顔が熱かったです。

沖縄 画1枚

特集4  よこひな修学旅行感想文コンテスト

 3年生は4月22日から24日まで沖縄に修学旅行に行きました。横浜ひなたやま支援学校の第1回目となる修学旅行は、天候にも恵まれ充実した3日間になりました。そして、学校へ帰ってから国語の授業で「よこひな修学旅行感想文コンテスト」を行いました。生徒たちが書いた感想文を発表し、投票を行って金賞2名、銅賞1名が決定しましたのでご紹介いたします。

 金賞  高校最後の修学旅行 沖縄編 

 私は飛行機に初めて乗りました。初めて乗ったのですが、全然具合が悪くなりませんでした。そういえば飛行機に乗っている時にアメをもらいました。何味かは忘れましたが。沖縄について思った事は、「物凄く暑い!!」この一言に尽きます。1日目に泊まったホテルの名前は「リザンシーパークホテル谷茶ベイ」です。ここのホテルの夕食はバイキングでした。夕食を終わった後に一回部屋へ戻りました。もどったのですが、そういえば下の階にお土産屋さんがあったなと思い、また下へ戻りました。そこで一緒の部屋になった友達と色ちがいのチョーカーを買いました。友達と同じ店で何かを買うのはあまりしたことがなかったので嬉しかったです。
 2日目は国際通りへクラスの人と行ました。国際通りの中に市場がありまして、その場所でお土産を買いました。買ったのは沖縄限定のお菓子です。この日の夜は先生と友達二人で「沖縄サンプラザホテル」に泊まりました。どうでもいいと思うのですが私たちが泊まった部屋の番号は502号室です。しゅうしん時間はすぎていたけど友達と三人でババ抜きをしたのはいい思い出です。あと、三人で手をつないで眠りました。まぁ、朝起きたら誰とも手をつないでいませんでしたが。3日目は昼食を一緒に食べたクラスメイトと同じ店でサングラスを買いました。この3日間、非常に楽しいことだらけで「あぁ、沖縄行って良かったな」と思えました。

沖縄画4枚

 金賞   Joker沖縄本島に上陸 

 ついに四月二十日、待ちに待った修学旅行当日があっというまにやってきました。
 私は当日、朝五時半に家を出て、友達と集合場所まで行きました。それからバスで羽田まで行き、初体験飛行機です。那覇空港について飛行機から空港にうつる時、すでに空気がじとっとしていて、神奈川とは、空気、雰囲気、何にもかもが違うのがすぐに分かりました。それからいろいろスケジュール通りにまわり、超豪華なリザンシーパークホテルに到着しました。海のいい香り、美味い料理、五感すべてで沖縄を感じ取りました。
 二日目、朝早くからルームメンバーで日の出を見に行きました。残念ながら日の出は、見れませんでしたが、早朝から海をながめ、リッチマンになった気分でした。二日目は丸一日沖縄ということで、スケジュールがもりだくさんです。まずはじめに、ドラゴンボートの体験、それから、サンプラザホテルに行ってから国際通りの自由行動、龍潭にて生演奏を聴きながらの食事、あと、一日かと思うとあっという間だなと、のこりの時間もしっかり楽しむぞと思い、しんやもたっぷりたのしみました。三日目、とうとう最終日が来てしまいました。 まず始めにホテルから牧志駅へ向かい、ゆいレールに乗って首里城に行きました。首里城は物凄いふんいきで、日本のものと思えませんでした。そこからはクラス別行動でチーズバーガーを食べ、那覇空港に集合し、残念ながら神奈川に帰ってきてしまいました。この修学旅行を終えて、この旅行を支えて下さった、先生、名鉄観光の方、またお金を払ってくれた母親に感謝します。

沖縄 画1枚

 銅賞 初めての沖縄の海 

 僕はこの修学旅行で沖縄の青くて、広い海を初めてこの目で見ました。その海はとても綺麗でした。一日目のホテルのテラスから眺めた景色は素晴らしいものでした。二日目の朝に早起きをして見た海は日が少しずつ昇っていく様子がよくわかり、とても気持ちのいい景色でした。沖縄でしか見られなかった景色だと思います。それから、マリン体験をして実際に海に入りました。マリン体験ではボートに数人で乗り、バイクに乗ってるインストラクターさんに好きな速度で引っ張ってもらい、海の上を勢い良く駆け回る。というなかなか出来ない体験をさせていただきました。インストラクターさんのバイクに乗っている姿は、かっこよかったです。マリン体験が終わったらホテルで、昼食をとってホテルを出ました。1日目のホテルとちがい2日目は沖縄サンプラザホテルという少し落ちついた和風のホテルに宿泊しました。スタッフの方にホテルの説明を受けた後にホテルを出て、国際通りへ向かいました。国際通りには、ちんすこう、紅いもタルト、サーターアンダギーという様々にお土産がありました。僕が買ったお土産は、紅いもタルトとちんすこうです。数時間ほど国際通りを歩き回りました。お土産の中には、自分で考えたメッセージをプリントできるTシャツや、海人と書いてあるTシャツなどがあり、国際通りはとても魅力的なところです。3日目にホテルを出発し、学年全体で牧志駅からゆいレールに乗車して、首里城に行き、歩いて首里城へ行きました。城をバックに記念写真を撮りました。
 最終日の3日目にもなると、友達と遊び、ふざけてた事と3日間一緒に沖縄で過ごしたことを振り返ると、友達との仲がより深まった修学旅行だと、僕は思います。

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